01.15
先日コラムで「ドン引きした食事中のマナー」と言うの見ました。
その中に「「いただきます」を言う習慣がなく、幼い時から親に教わった事がない。」
って言うものがあり、色々な家庭があるのだな。と驚きました。他にも僕もよくしてしまうのですが、
「料理が来たら写真を撮りまくる。」
って言うのもありました。僕の場合完全に職業病ですね(笑)。周りの友達も栄養士が多いので、とりあえず料理が来たら
写真撮影が始まり、食事の途中では、味見タイムとして替えっこしまくりです。
「右回りにする?左回りにする?」くらいの勢いですもん(笑)。完全にマナー違反の厨房くんです。
今回は、食事の概念についてご紹介したいと思います。
厨房で先日社内講習会を開き調理師さん達と意見を交わしながら
フェリーチェで出したい食事についてディスカッションしました。
今回は形態変更の話をピックアップしてみました。
フェリーチェでは、現在固さの分類として、普通食・軟菜食があります。
その中でさらに分類分けされ、一口サイズ・刻みサイズ・ミキサー(ムース)食とがあります。
一口までは、形があるので、料理として盛り付けられますが、刻みやミキサーはどうしても
形状がなくなっているので、盛り付けしにくくなってしまします。
しかし、見方をかえてみれば、普通食を食べている僕たちも、コースでお米のサラダや、クスクスなど
パラパラの物を食べる事があります。
同じように刻みも盛りつけようと言う気持ちがあれば、見た目も変えれるのではないかと話がでました。
今回、セルクル(型)を使って肉じゃがを盛り付けてみました。
(↓パートの岸本さん作なんですが、なんかオードブルみたいでかわいいでしょ)
同じ考えでミキサー食とは言うけれど、僕たちが飲んでいるポタージュも見方を変えれば
ミキサー食になるのでは??など発想力を変えれば、病態食から料理に変わっていくそんな意見がでました。
調理師さんたちも想像力働かして、入居者様に喜んでいただける料理を想像して行きます!
まだまだ未熟な調理場ですが、よろしくおねがいしま~す。